一言で言えば尊敬の気持ちと性格のバランスがなければ上手くいかないと思います。
私も夫も過去の恋愛を詳しくはお互い聞いてはいないものの、喧嘩別れがやはり多いです。
喧嘩が多いという事はどこかで相手を見下したり、気持ちを理解しようとしなかったりが原因だと思います。
そしてそれが一度崩壊すると多分止まることはないのでしょう。
一度「別れたい」と思ったカップルが実際に「別れてしまい」その後「復縁した」カップルは結局また別れるのと同じです。
相手を一人の人間として認め「この人はこういう人だから私はここは合わせなければいけない」という尊敬の意(妥協とも言います)がお互いにあれば上手くいくと思います。
聞こえによっては「我慢」とか「妥協」になるのですが結局は生まれも育ちも別々の赤の他人が一緒に暮らしていくわけですから「我慢」も「妥協」も受け入れられない夫婦やカップルは上手くいかないと思います。
私も夫もお互いに好きで一緒にはなりましたが、きっとお互いに嫌な所はあるはずです。
ただそれを口に出して喧嘩に持っていくか、「この人はこういう人だから言うのは止めておこう」と気持ちに上手くブレーキをかけて切り替えられるからこそ今まで大きな喧嘩もなく過ごしています。
あとは性格のバランスという面ですが、私は神経質で完ぺき主義で行動派で掃除が苦手です。
夫は几帳面で大らかで優しく出不精で綺麗好きです。
似ているようで正反対の私たちはここでは書ききれない些細なエピソードがたくさんあります。
色々不足している部分を補い合って生活しています。
例えば行動派の私が「休日はお出かけしよう!」となった時に夫は出不精ですが大らかで優しいので「行きたい所でいいよ」と私にプランを委ねてくれます。
これを「任せっきりで何もしてくれない」と取るのか「私に任せてくれている」と取るのか、私自身は後者です。
前半にも書きましたが「我慢」や「妥協」は一切無く「この人は出不精だけど私に任せてくれている」となるから我が家は上手くいっているのだと思います。
結局は考え方ひとつだと思っています。
「我慢」や「妥協」を前向きに受け入れる、それも片方だけではなくお互いがそういう気持ちで、「相手はこういう人だから」ときちんと相手を理解できる夫婦やカップルが上手くいくのだと思います。