携帯が普及する前の遠距離恋愛

私は中学の時に大好きだった男の子と交換日記をしていました。
今ではメールなどがありますが、その時代は携帯などはなく文通や交換日記が流行ったものです。

そして、中学2年生の時にその男の子が転校してしまったのです。
お父さんの転勤によるものですが、私はとてもショックでした。
彼も私に好意を寄せてくれていることはわかっていたので、二人でこれからも交換日記は無理だとしても文通をしようと約束しました。

それから私たちは暇さえあれば文通を送り合いました。
夏休みなど、長期休みになると彼が親戚の家に遊びに来るついでに私に会いに必ず来てくれました。
彼は文通の中で、私に会いに来るついでに親戚の家に行くんだと教えてくれました。

そんな彼からの言葉が嬉しくて、今でもその文通はとってあります。
でも、そんな遠距離恋愛も高校入試の時期になるとお互い忙しくて、どちらからともなく連絡が途絶えてしまいました。
文通はメールとは違い、手軽さがありません。

手紙を書いても、住所を書いて切手の準備、そしてポストに投函しなければいけません。
そのような手順を踏むことは受験生の私たちにとって疎遠になってしまう大きな理由でした。
遠距離恋愛って、昔は大変だったと思います。

電話をかければ、相当の電話代になってしまい、電話代が高くて親に怒られてしまったなんていうことを聞いたことがあります。
だから文通は相手を知る大きな情報役だったのですが、今思えばとてもいい思い出です。
あの時代に遠距離恋愛で続いたカップルは本当に相手の事を思い合っていた方たちだと思います。